これまでSBI FXトレードで取引してたんだけど、海外FX業者も少し気になり始めてるんだよね。レバレッジが高いから稼ぎやすいとか聞いたよ。でも海外のサービスって英語できなきゃ厳しそう…
俺はDMMFXと海外のXMを併用して使ってる。海外FX業者はハイレバトレードができるから少額入金でも十分なんだよね。でも税金が総合課税だからそこがネックだわ。結局国内と海外どっち使ったほうがいいんだろう?
国内FXと海外FXは取引条件が全く違う。1つ言えるのは国内FX業者をスタンダードだと思わないことだ。世界基準は海外FXだからな
国内FX業者と海外FX業者は似て非なるものです。それぞれにメリット・デメリットが存在し、利用者の意図によってどちらが向いているかが変わります。
ただ、どちらがどのように有利なのか、イマイチピンと来ていない人もいるのではないでしょうか?例えば、海外FX業者には追証がないのはメリットですが、そもそも国内のFX業者を使っていて口座がマイナスになることだって滅多にありません。マイナスになったとしても、破産するほどの痛手なのか疑問です。
そこで今回は、両者をあらゆる面で徹底比較し、海外FX業者を利用するメリット・デメリットを具体的に解説していきたいと思います。これを読めば自分がどちらに向いているかが理解できるはずです。
国内FXと海外FXの簡単な比較
違いを1つ1つ解説していく前に、まずは大まかに国内FX業者と海外FX業者を比較してみましょう。海外FX業者は日本人によく使われているXMを比較対象とします。
国内FX | XM | |
---|---|---|
1ロットの数量 | 10,000通貨 | 100,000通貨 |
レバレッジ | 最大25倍 | 最大1000倍 |
スプレッド | 狭い | 広い |
スワップ | 有利 | 不利 |
手数料 | 無料 | かかる |
安全性 | ○ | △ |
ロスカット水準 | 100% | 20% |
追証の有無 | あり | なし |
キャンペーン | あり | あり |
無料FXセミナー | なし | あり |
トレードツール | 独自ツール | MT4・MT5 |
通貨ペアの数 | 20~40程度 | 57 |
方式(DD or NDD) | DD | NDD |
税金 | 一律20.315% | 総合課税 |
国内FX業者は全体的にコストが低く、税金も一律20.315%となっているので、利益が大きければ大きいほど有利になります。ただしレバレッジが低いので資金が少なければ大きな利益は上げづらく、口座がマイナスになると追証を求められます。
海外FXはレバレッジが高く、ボーナスなどのキャンペーンを実施しているので、資金が少なくても大きな取引をすることができます。追証がないので思い切った取引も可能。ただし、広いスプレッド、入出金にかかる手数料、税金面などは国内FXと比べて不利になります。
続いて、1つずつ違いを確認していきましょう。
1ロットの数量
SBI FXトレード | DMMFX | YJFX! | GMOクリック証券 | 外為どっとコム | XM | |
---|---|---|---|---|---|---|
1ロットの数量 | 10,000通貨 | 10,000通貨 | 10,000通貨 | 10,000通貨 | 1,000通貨 | 100,000通貨 |
国内のFX業者はほとんどが1ロット=10,000通貨となっています。一部1ロット=1,000通貨のところもありますが、これは例外と考えて大丈夫です。
対して、XM含め海外FX業者は1ロット=100,000通貨が常識です。なのでこれまで国内FX業者を使っていた人が海外FX業者に移ると、最初は戸惑います。
レバレッジ
SBI FXトレード | DMMFX | YJFX! | GMOクリック証券 | 外為どっとコム | XM | |
---|---|---|---|---|---|---|
レバレッジ | 最大25倍 | 最大25倍 | 最大25倍 | 最大25倍 | 最大25倍 | 最大1000倍 |
国内FX業者は最大レバレッジが25倍と決められています。しかし、海外FX業者は最大レバレッジが200~3,000倍とさまざまで、非常に高いです。
国内FXの1ロットの数量が海外と違うのも、レバレッジが低いからでしょう。25倍で1ロット=100,000通貨だとしたら、1ロット取引するのに最低でも40万円が必要になり、ハードルが高く感じられてしまいます。
※1ドル=100円の時に、ドル円を取引した場合
よく、「レバレッジが高いと危険」と言われますが、それは持っている資金に対して何百倍ものお金を取引できてしまうからです。言い換えると、少ない資金で大きな取引ができるということでもあります。そもそも最大レバレッジが高くても、口座残高に対してロット数を自分で調整すれば、実際のレバレッジ(実効レバレッジ)は調節できます。
「XMの最大レバレッジ1000倍」というのは、あくまで「最大で残高の1000倍の取引数量が扱える」だけであって、強制的に1000倍の取引数量をトレードしなければならないわけではありません。ロット数を下げれば、その分実効レバレッジは下がり、低リスクで運用することも可能です。
XM残高10万円 | 0.01ロット | 0.25ロット | 1ロット | 5ロット | 10ロット |
---|---|---|---|---|---|
実効レバレッジ | 1倍 | 25倍 | 100倍 | 500倍 | 1000倍 |
強制ロスカットまでの耐えられるpips | 9,997pips | 397pips | 97pips | 17pips | 8pips |
上の表は、残高10万円のXMで、各ロット数を運用した時に、何pips逆行で強制ロスカットになるかを示しています(※XMのロスカット水準は20%)。実効レバレッジが高いほど、少し逆行しただけで強制ロスカットに陥ってしまいます。これが「危険」と言われる理由です。
「レバレッジが高いと危険」とは、「(資金管理ができない人にとって)レバレッジが高いと危険」なのです。レバレッジはうまく使いこなすことが重要で、それができれば大きな武器となります。
国内FXの最大25倍は、それ相応の資金を持っている人しか大きな取引数量を扱えないことを意味し、知識不足のトレーダーを守るという意味では有効な手段となっています。
最大レバレッジがどうであろうと、最終的には自分でロット数を調整して管理しなきゃいけないんだね
投資は自己責任だし、用意できる資金が少なかろうと、最大レバレッジが低かろうと、破産する人は破産するよね
スプレッド
通貨ペア | SBI FXトレード | DMMFX | YJFX! | GMOクリック証券 | 外為どっとコム | XM |
---|---|---|---|---|---|---|
EURUSD | 0.19pips | 0.4pips | 0.4pips | 0.4pips | 0.4pips | 1.6pips |
USDJPY | 0.09pips | 0.2pips | 0.2pips | 0.2pips | 0.2pips | 1.6pips |
EURJPY | 0.3pips | 0.5pips | 0.5pips | 0.5pips | 0.5pips | 2.5pips |
GBPUSD | 0.8pips | 1pips | 1pips | 1pips | 1pips | 2.1pips |
GBPJPY | 0.7pips | 1pips | 1pips | 1pips | 1pips | 3.3pips |
EURGBP | 0.8pips | 1pips | 1pips | 1pips | 1pips | 2pips |
AUDJPY | 0.4pips | 0.7pips | 0.7pips | 0.7pips | 0.7pips | 3.3pips |
NZDJPY | 0.9pips | 1.2pips | 1.2pips | 1.2pips | 1.2pips | 3.2pips |
基本的に国内FX業者はスプレッドが狭く、海外FX業者は広いです。これは方式(DD or NDD)の違いが影響しています。詳しくは下の『方式(DD or NDD)』を読んでみましょう。
スプレッドは、取引回数が増えれば増えるほど損益に差が生まれてくる要素です。例えば、XMのドル円のスプレッドは、SBI FXトレードの約8倍。要するに、SBI FXトレードでドル円を8回取引して支払うスプレッドが、XM1回分と同じなのです。
海外FX業者を利用するということは、長期的に見て不利な環境下でトレードすることになると覚えておきましょう。
スプレッド面は国内FX業者のほうが有利だ。だが、スキャルピングでない限り、スプレッドの広さはあんまり関係ない。特に損切り幅をpipsや金額で決めている人にとってはな
スワップ
スワップを目的とした運用をするなら国内FX業者のほうが有利になります。下の表は、国内FX業者とXMの、1通貨あたりのスワップ(円換算)を示したものです。もし10,000通貨あたりのスワップ(円)を知りたい場合は、表の数値に「×10,000」してください。
SBI FX | SBI FX | DMMFX | DMMFX | XM | XM | |
---|---|---|---|---|---|---|
スワップ | ロング | ショート | ロング | ショート | ロング | ショート |
ユーロドル | -0.0068 | 0.0063 | -0.0059 | 0.0056 | -0.00979 | 0.00371 |
ドル円 | 0.0048 | -0.0051 | 0.0053 | -0.0055 | 0.00263 | -0.00867 |
ユーロ円 | -0.0011 | 0.0006 | -0.0002 | 0.0001 | -0.00436 | -0.00236 |
ポンド円 | 0.0025 | -0.0033 | 0.0037 | -0.004 | -0.00009 | -0.00779 |
見てわかる通り、国内FX業者はどちらかがプラスで、どちらかがマイナスですが、海外FX業者は通貨ペアによってはどちらもマイナススワップになっています。たとえプラスだとしても多くもらえるわけではありません。
スワップ目的で長期運用するなら国内FX業者を利用しましょう。
手数料
国内FX業者と海外FX業者では、入出金にかかる手数料が異なります。
国内FX業者 | XM | |
---|---|---|
入金手数料 | 無料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 | 2,500~5,000円 |
国内FX業者であれば基本的に業者が振込手数料を負担してくれるので、無料で済みます。
海外FX業者についても、入金に関してはクレジットカード入金に対応しているところがほとんどなので、無料で入金できます。しかし出金する際は「海外FX業者の海外銀行口座 → 中継銀行 → 国内銀行口座」という流れで資金を移動することになるので、中継銀行で手数料がかかり、国内銀行口座に着金した時も手数料(被仕向送金手数料)がかかります。特にXMは利益分の出金を海外送金でしか引き出せないので、手数料が2,500~5,000円程度かかってしまうのです。
そこで、海外FX業者を利用している人はいくつか対策をしています。
- 被仕向送金手数料が無料になるソニー銀行等を使う
- bitwalletなどの送金サービスに対応している海外FX業者を使い、出金手数料を1,000円以下に抑える
海外FX業者を使うってことは、海外の銀行口座に入出金することになるから、多少なりとも手数料がかかってしまうんだ
安全性
国内FX | XM | |
---|---|---|
安全性 | ○ | △ |
国内FX業者は金融庁に登録されており、また、信託保全があるので、万が一企業が破綻しても預けている資金は戻ってきます。
しかし海外FX業者は当然金融庁の登録は受けておらず、日本の管轄外。金融ライセンスもマイナーで、信託保全も義務付けられていないので、企業が破綻すると自分の資金は戻って来ない可能性のほうが高いです。最近は減りましたが、前に海外FX業者が乱立していた頃は詐欺業者も非常に多かったです。
安全性で言えば、国内FX業者のほうが上と言えます。
ただ、世界の常識で見ると海外FX業者のサービスのほうがスタンダードです。また、昔は厳しい金融ライセンス下で運営されていたXMを日本人も利用できましたが、日本の金融庁の圧力があり、現在はマイナーな金融ライセンス下のXMTradingしか利用できなくなってしまいました。この圧力さえなければ、信託保全が義務付けられているXMを使い続けることができましたから、金融庁の判断が正しかったかどうかは疑問が残ります。
金融庁は海外FX業者を使ってほしくないんだね
そりゃ国内のやり方とかけ離れているからな。あと、海外FX業者は日本金融庁の登録を受けてないと言ったが、仮に登録されたらレバレッジは25倍になるし、マイナス残高リセットも行えなくなる。海外FXのメリットが一気になくなってしまう
ロスカット水準
ロスカット水準とは、証拠金維持率が何%になったら強制ロスカットされるかを示しています。下の表は、残高10万円で20,000通貨取引する場合、ロスカット水準が違うと、耐えられるpips数がどの程度変わるかを示しています。
残高 | レバレッジ | 取引数量 | 必要証拠金 | ロスカット水準 | ロスカット時の損失額 | 耐えられるpips | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
国内FX業者 | 100,000円 | 25倍 | 20,000通貨 | 80,000 | 100%(残高80,000円) | 20,000円 | 100pips |
XM | 100,000円 | 1000倍 | 20,000通貨 | 2,000 | 20%(400円) | 99,600円 | 498pips |
ロスカット水準は低ければ低いほど含み損に耐えられるので、自由度が高いとも取れますが、その分損切りの遅れにつながるリスクがあります。
また、国内のロスカット水準が海外に比べて高いのは、万が一口座がマイナスになっても、国内FX業者が顧客に対し補填等の救済措置を行えないからです(金融商品取引法で禁止されている)。だからこそレバレッジは低く、ロスカット水準は高くして、顧客保護に努めています。
追証の有無
追証とは、追加証拠金のことです。
国内FX | XM | |
---|---|---|
追証 | あり | なし |
国内FX業者を使っていると、保有しているポジションに対する証拠金が不足すれば入金を促されたり、万が一口座がマイナスになってしまった時も追証を支払う必要があります。しかし、海外FX業者の多くは口座がマイナスになっても、マイナス分を支払う必要がありません。
2015年にスイスフランショックが起きた時は、相場が急変動したために、ロスカット注文が間に合いませんでした。すると国内海外問わずマイナス残高の口座が続出し、国内のFX業者を利用していた人は数百、数千万円の追証を求められることもありました。
国内FX業者 | 海外FX業者 | |
---|---|---|
資金 | 70,000円 | 70,000円 |
損失 | -110,000円の損失 | -110,000円の損失 |
残高 | -40,000円 | -40,000円 |
その後 | 40,000円の追証 | 残高0にリセット |
しかし、XMなど、海外FX業者は顧客に追証を求めないので、こういった緊急事態が起きても入金している金額以上に資金を失うことがないのです。
特にハイレバレッジが可能な海外FX業者は、相場が急変動すると、思いっきり口座残高がマイナスになってしまうリスクがある。でも追証がないから安心して取引できるんだ。「追証なし」を理由に海外FX業者を使っている人は非常に多い
国内でも「追証なし」にしてくれればいいのにね
キャンペーン
国内と海外ではキャンペーンが大きく異なります、
国内FX | XM | |
---|---|---|
キャンペーン | 取引に応じてキャッシュバック | 入金ボーナス |
国内FX業者はよく、「3ヶ月以内に500ロット取引で2万円キャッシュバック」のようなキャンペーンを実施しています。対して海外FX業者は、入金額に応じて、証拠金として使えるボーナスを提供します。
正直言うと、国内FX業者のキャンペーンは非常に厳しい条件をしています。
キャッシュバックが2万円(200pips分)と考えると、この金額の割に、3ヶ月以内に無理をして500ロット取引するのはリスクが高すぎます。
海外FX業者のキャンペーンは主に入金ボーナスで、XMは入金額に応じて20~100%のボーナスを提供しています。
5万円までの入金に対しては100%入金ボーナス、それ以上の入金に対しては20%ボーナスが与えられます。
残高 | レバレッジ | ロット | 必要証拠金 | ロスカット水準 | ロスカット時の損失額 | 耐えられるpips | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ボーナスなし | 50,000円 | 1000倍 | 1ロット | 10,000 | 20%(残高2,000円) | 48,000円 | 48pips |
100%入金ボーナス | 100,000円 | 1000倍 | 1ロット | 10,000 | 20%(残高2,000円) | 98,000円 | 98pips |
20%入金ボーナス | 60,000円 | 1000倍 | 1ロット | 10,000 | 20%(残高2,000円) | 58,000円 | 58pips |
ボーナスは証拠金として利用できるので、ボーナスの有無で含み損に耐えられるpips数が大きく異なります。
100%入金ボーナスがあれば、5万円入金するだけで証拠金が10万円になる。ボーナスを失っても自分の資金ではないから、損失ダメージを減らせるんだよな。ボーナスの利用は強制的に損小利大につながる行為だと考えている
無料FXセミナー
国内FX | XM | |
---|---|---|
セミナー | なし | あり |
XMは日本人利用者が多いこともあり、毎週日本語で無料のFXセミナーが行われています。しかも、XMに登録していなくても受講できるので、毎回200人程度の参加があるようです。
FXセミナーは基本的に毎週火曜・水曜の21:00~からリアルタイムで1時間行われます。YouTubeを見るような感覚で、FXの基本的なことから応用的な考え方まで幅広く学ぶことができます。投資経験豊富な講師が教えてくれるので、とても無料とは思えない内容になっています。興味があれば見てみましょう。
トレードツール
国内FX業者のトレードツールは自社で開発されたものが多いです。
国内でFX業者を乗り換えるとなると、その都度トレードツールに慣れる必要があります。
しかし、海外FX業者はほとんどがMetaQuotes Software社のMT4・MT5を使用しています↓
海外FX業者にはボーナスが高額なもの、スプレッドが低いものなど、それぞれで特性が異なりますが、いくら乗り換えても使うツールは同じになります。一度MT4に慣れてしまえば、海外FX業者を換えても同じようにトレードできます。
また、cTraderというトレードツールを採用している海外FX業者もあります。
cTraderは注文がインターバンクに直接流れるので、透明性が高く、約定力も優れています。スキャルピングも思いのままです。
ただ海外のツールは多機能だから慣れるまでに時間がかかるかもな
通貨ペアの数
国内FX | XM | |
---|---|---|
通貨ペアの数 | 20~40程度 | 57 |
通貨ペアの数についてはXMがやや多いくらいで、国内も海外もそんなに大きくは変わりません。マイナーな通貨ペアが取引できたとしても、スプレッドが広かったり、スワップが不利だったりするので、「取り扱い通貨ペアが多いから有利」とも言えませんね。
方式(DD or NDD)
FX業者には、DD方式とNDD方式があります。
DD(ディーリングデスク)方式は、トレーダーからの注文をFX業者のディーラーが処理します。
ディーラーは、勝ちそうな注文はインターバンクへ流し、負けそうな注文は自社で呑んでしまいます。そうすることでスプレッドに頼らず利益を上げられるようになります。だからこそ国内FX業者のスプレッドはあそこまで狭いのです。国内FX業者のほとんどがDD方式であり、負けるトレーダーの存在が企業を支えているとも言えます。
NDD(ノーディーリングデスク)方式は、ディーラーがいないので、トレーダーからの注文が直接インターバンクに流れます。透明性が高い分、海外FX業者の収入源はスプレッドや取引手数料に頼らざるを得なくなり、結果的にスプレッドは国内FX業者よりも広くなってしまいます。
スプレッドの狭さを重視して国内FX業者を使う人もいますし、透明性の高さを選んで海外FX業者を選ぶ人もいます。ディーラーを介す国内FX業者は短期売買(スキャルピング)を禁止しているところもありますが、海外FX業者はNDDなのでほとんどがスキャルピングOKです。
国内と海外で全然特性が違うよね。自分の大切な資金を運用するなら透明性が高いほうがいいと思っちゃうなぁ
税金
国内FX業者で利益が出た場合、その利益に対してかかる税金は一律20.315%となっています。利益が大きければ大きいほどお得な制度です。また、確定申告さえしていれば、損失が出ても3年まで繰り越すことができます。
しかし海外FX業者を利用して利益を出すと、総合課税(累進課税)として扱われます。
課税所得 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 15%(所得税5%+住民税10%) | 0円 |
195万円超~330万円以下 | 20%(所得税10%+住民税10%) | 97,500円 |
330万円超~695万円以下 | 30%( 所得税20%+住民税10%) | 427,500円 |
695万円超~900万円以下 | 33%( 所得税23%+住民税10%) | 636,000円 |
900万円超~1,800万円以下 | 43%( 所得税33%+住民税10%) | 1,536,000円 |
1,800万円超~4,000万円以下 | 50%(所得税40%+住民税10%) | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 55%(所得税45%+住民税10%) | 4,796,000円 |
利益が大きくなればなるほど不利なのです。また、国内FXと違って繰り越すことができません。
税金面では国内FXが圧倒的に有利です。
まとめ
海外FXは、国内FXに比べて不利な部分も多いです。それなのにあえて海外FX業者を使う理由は、少ない資金から始められるハイレバレッジ、取引が有利になるボーナス、透明性、追証なしの安心感があるから。
海外FXに興味があるなら、まずは日本人によく使われているXMについて勉強し、利用するかどうかを決めてみてはどうでしょうか?
最初は国内FX業者を使っていたが、今はもっぱら海外FXだ。もう国内FXに戻るつもりはないな。「追証なし」の部分は海外FXの大きな強みだと思ってる。相場はいつ大暴落するかわからない。予想外の危機に備えてこそ真のトレーダーだろう?
たしかに、全体的な条件は国内FX業者のほうが上なんだけど、追証ありってところが引っ掛かるよね
国内FXも追証なしだったら、俺もわざわざ海外の使わないかも。まぁあれやな、ハイレバスキャで利益出す快感にハマってもうたからもう海外FXから抜け出すのは困難かもしれんわ