損切りラインってどこに決めればいいんだろう…
人によって言うことも違うし、どんな基準で考えればいいのか分からないよね…
損切りラインには常に意味を持たせるんだよ。ダウ理論を使ってね
超基本!FXにおける損切りラインの決め方
この画像たちにすべてを詰め込んだ↓
↓のチャートはAUDJPYの4時間足だ。
移動平均線が下を向いていて、ジグザグと安値、高値を切り下げながら下落している。チャートを指でなぞってみれば初心者でも分かるはずだ。これは完全なる下降トレンドである。大前提としてトレンドがハッキリしている時にトレードしよう。
トレードのタイミング的には、①安値を更新し(下落の勢いがあることを判断し)、②ある程度価格が戻ってきた時。
ただ、価格がどこまで戻ってくるか誰にも分からない。「そろそろ下がり始めるだろう」と思ってショートしても、さらに価格が上がってくることもある。そこでダウ理論を用いる。ダウ理論によれば、下降トレンドなら、安値・高値を切り下げながら下落していく。
このまま下降トレンドが続くのならば、直近高値までは価格は戻らない。だから、③直近高値に損切りラインを置く。
もし直近高値まで価格が戻ってきてしまったら、下落の勢いがなくなってきていると判断できる
もし損切りに遭ったら、「もう下落の勢いが落ちてきてるんだな。下降トレンドが続かないならショートしないほうがいいな。この損切りのお陰で、このあとは無駄にショートすることもなくなるし、最小限に損失を抑えることができて良かった」と思える。
これが「意味のある損切り」なんだね!
そうだ。分かってきたなブル吉
初心者がよくやってしまうのが、ポジションを持ったところのすぐ上辺りに損切りラインを置いてしまうことだ。こうすると、損切り額は少なくて済むが、そのあとまたすぐにショートし直してしまいたくなるよな。
損切りした後にもうトレードしないならいいよ。でも、損切りした後にすぐまた同じようなポジションを持つんだとしたら、その損切りはする必要あった?無駄な損失だよね?その無駄な損失を何度も続けていると、大損になるよ?
そう考えると、細かい損切りを繰り返すのはバカ丸出しだね
だから、下降トレンドなら直近高値に、上昇トレンドなら直近安値に損切りラインを置くのがいいんだ。無駄な損切りではないし、その後の相場判断の助けにもなる。意味のある損切りと言えよう
まだ損切りラインについて分からない人はこのページを何度も読んだほうがいいね