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FXは「損切りするから負ける」のではなく、損切りする場所を間違えているから負ける

この記事は約3分で読めます。
ブル吉
ブル吉

もう負けすぎてFXが嫌になってきたよ…

ベア吉
ベア吉

損切りばっかりになるとホントつらいわ…。もういっそのこと意地でも損切りしないでトレードしてみよっかな…

ヤマアニキ
ヤマアニキ

「損切りなし」は絶対にやっちゃいけない。損切りばかりの人は損切りする場所が間違ってるだけだ

正しい損切りの場所

FXで勝ち続けたいなら、損切りは絶対に必要だ。ただし、正しい損切りができるようにならなければならない。

ダウ理論を押さえよ

さて、まずダウ理論を知っているだろうか?

ダウ理論
  • 平均株価はすべてを織り込んでいる
  • 市場には3種類のトレンドがある
  • メジャートレンドには3つの局面がある
  • 2つの市場平均を確認する
  • 出来高でトレンドを確認する
  • トレンドは明確な反転シグナルが出るまで効力を持つと仮定する

6つの基本理念から成り立っているが、一番重要なのは「トレンドは明確な反転シグナルが出るまで効力を持つと仮定する」だ。

 

トレンドっていうのは、一度発生したら基本的に継続していくと考えればいい。

もし現在下降トレンドが発生しているとしたら、今後も下降トレンドが続くと考えるべきなんだ。

正しい損切りの場所はココだ

トレンドの定義を知ってるか?これを知らずしてFXはしちゃいけない。

 

上昇トレンドなら、高値と安値を切り上げながら上昇していく。

下降トレンドなら、高値と安値を切り下げながら下落していく。

 

下降トレンドの例↓

こんな風にジグザグと進んでいく。下降トレンドなのに、途中上がる動きがある理由は、短期トレーダーの利確(この場合は買い)や、逆張りトレーダーがいるからだ。しかし、大きな流れは下向きなので、最終的には下がっていく。

 

安値をつけて、その後上がっても、前回の高値には届かない。そしてさらに安値を更新していく。この繰り返しだ。

 

「その後上がっても、前回の高値には届かない」これがものすごく重要で、正しい損切り場所を考える上での決め手になっている。

例えば、下降トレンドでショートした場合。このあとも下降トレンドが続くならば、前回の高値まで上がってくることはない。だから、損切りラインは前回の高値に設定すればいいんだ。で、あとは下がるのを待つだけ。簡単だろ?

ブル吉
ブル吉

でも損切り幅が広くなりすぎて、負けた時に大損しない?

ヤマアニキ
ヤマアニキ

そこは大損にならないようにロット数を自分で調整しろよ。「負け=強制ロスカット」になるような無茶なギャンブルトレードはやめておけ

ヘタクソな損切りの例

よく「損切りは浅めに…」みたいなことを見聞きするが、そんなことをしていたら損切りに遭う確率が上がって、せっかくのチャンスを逃してしまう。

 

例えばこんなんは最悪だ↓

下降トレンドだからって、自分がポジションを持った場所から素直に落ちてくれるとは限らない。なのに、自分がポジションを持った場所のすぐ上に損切りを設定してしまう愚かなトレーダーがたくさんいる。

 

下降トレンドが今後も継続するなら、前回高値までは上がってこない。だが、前回高値より下のエリアの中に関して言うと、どこまで上がってくるかわからない。だったら、損切りを設定する場所は前回高値の上に決まってるだろ。なぜどこまで上がってくるか不確定な状態の時に、すぐ上に損切りを設定しまうのか?アホすぎる。

ヤマアニキ
ヤマアニキ

しっかりトレンドを判断して、適切なトレードを行えば、自然と利益は増えていく

ブル吉
ブル吉

負けてばかりの人は損切りする場所が間違ってることが多いんだね

ベア吉
ベア吉

心理的にどうしても「損失は小さいほうがいい」と思ってしまうけど、そうやって意味わからんところで損切りしてたら、無駄に損失が膨らんでしまうのか