損切りした後にすぐ再エントリーしたくなるんだけど、したらしたで「うわ、失敗した…」って思っちゃうんだよね
わかるわ~。損切りに遭っても、「まだこれからチャンスが来そうだからエントリーしておきたい」ってなる
再エントリーするなら損切りすべきではなかったな。もったいないだろう
損切りしてすぐ再エントリーするのは損切りがヘタな証拠
損切り後にすぐ再エントリーしてしまう原因は、損切りの意味を理解していないからだ。よく「損切りは大切」と言われるが、どうして大切なのか理由を知っているか?
損切りする理由は、「相場の流れが自分の想定通りじゃなくなったから」だ。それ以上ポジションを持っていても、含み損が増えていく危険性が高くなったからだ。だから損切りする必要があるんだ。
もし損切りしないと一発退場を食らうこともあるぞ
「損失額を少なくするため」の損切りは全くの無意味
誰しも損小利大を目指していると思う。だが、「損小」の意味を単純に受け取ってしまっている奴が多すぎる。
損切り幅は狭く、利確幅は広く。そういう意味じゃないの?
違う
例えば、↓の下降トレンドのチャートを見てみろ。
下降トレンドだから、ショートしたいと思っているとする。ではショートしよう。損切りはどこに設定する?ヘタクソトレーダーは、すぐ上に損切りを設定してしまう。こうすることで、もしすんなり下がらず上がってしまっても、損失額を少なく抑えようしているんだよな。
それの何がいけないのさ
一見、リスクを抑えた良いトレードにも思えるが、オレからしたら最悪だ。じゃあもし少し上がってきて損切りに遭ったら、もうトレードしないのか?するだろ?下降トレンドは継続中なんだから、またどこかでショートしたいと思うじゃんか?
でも、結局「今後下がる」と思って再エントリーするんなら、損切りせずに最初のショートポジションを持ち続ければよかったんだ。そのままショートし続けて、やがて下がってくれれば、利益だけが手に入ったはずだ。
損切りは、「もう下降トレンドが終わりそう」と思えるタイミングで行なうのが一番意味がある。下降トレンドが終わると判断できないなら我慢強くショートポジションを持ち続けていたほうがいい。いちいち含み損にビビんな
「損失額を少なくするため」に、損切り幅を狭くするやり方は愚かな行為だ。こんなことをしていると逆に損切りが多くなって、トータル損失額は膨れ上がり、結果的に損小利大は実現できない。
損切りのための損切りをするな
損切りについてもっと知りたい奴は↓の記事をよく読め
損切りしてるのにすぐ再エントリーするのは愚の骨頂なんだね
まぁたしかに、なんで損切りしたかわからない損切りほど無駄なことはないな