海外FX業者で「ゼロカット」「追証なし」って言葉をよく聞くんだけど何?
まず追証が何かわからないんですけどー
追証(おいしょう)は追加証拠金のことだ。「追証なし」は不測の事態で入金額以上の損失が出てしまっても、その損失分は海外FX業者側が補填してくれる措置のことだよ
海外FXの「追証なし」の意味
海外FXの「追証なし」は「借金リスクゼロ」だということ
海外FX業者でよく聞く「追証なし」というのは、「借金リスクゼロ」のことを指し示している。
例えば、海外FX業者「HFM」は↓のようになっている。
【マイナス残高保護】
市場には変動がつきものです。HFMのマイナス残高保護ポリシーでは、マージンコールやストップアウトが適切に機能しない市場の乱高下時でも、お客様にはマイナス残高を充当し直す責任がありません。
残高がマイナス(借金)になってしまっても、オレたち利用者は、マイナス分を入金する必要がないということ。
また、海外FX業者「XM」は↓のようになっている。
XMTradingでは、お客様のご資金を最優先します。
一方、全てのお客様を対象にマイナス残高リセットが適用されますので、口座残高以上の損失は発生致しません。
口座がマイナスになってしまっても、その損失分(借金分)はXMがリセットしてくれる(なかったことにしてくれる)ので、口座に入金していた分は無くなってしまっても、それ以上に損失が広がることはないと言っている。
どちらの業者も、たとえ相場の大暴落で「マイナス残高(借金発生)」になってしまい、それが仮に何百万円、何千万円という、到底支払えない金額になってしまっても、追加で証拠金を入金しなくても良い(追証なし)のだ。
国内のFX業者は顧客のマイナス分を補填することができない。金融商品取引法で決まっているからね
マージンコールはある
追証は、英語で言うと「マージンコール」。
「マージンコール」とは、強制ロスカットまではいかないけど、「強制ロスカット手前まで含み損が大きくなっていますよ」と知らせてくれること。
例えば、SBI FXトレードなら、証拠金維持率が100%や60%になった時に「マージンコール」のメールを配信する。そして、50%になると強制ロスカット。
XMやHFMは、証拠金維持率が40~50%になった時にマージンコール、10~20%になった時に強制ロスカットだ。
国内FXと海外FXの違いとしては、
- 国内FX:マージンコールが発生したら翌営業日に入金しないと、たとえまだ強制ロスカットの水準に達していなくても、勝手に強制決済される
- 海外FX:追加入金しなくても、強制ロスカットの水準に達しなければ強制決済されない
といったところだね。
海外FX業者が「追証なし」と言われる理由は、口座がマイナスになって借金が出来ても、それを補うために入金しなくても大丈夫だからなんだ
僕なら絶対、追証なしの海外FX業者のほうが安心なんだけど。もちろん安全な業者かどうか吟味する必要はあるけど
国内FX業者で追証がなければ一番いいのにね。日本はどうなってんじゃ